第4回府民講座を開催しました(2017/2/25)
2017年02月28日(火曜日)
講師に、如来寺住職で、相愛大学教授の釈徹宗先生をお迎えし、
『歎異抄』の魅力と題して、ご講演をいただきました。
ご住職で、大学の教授で、NPO法人の代表で、講演やメディア、
執筆にと、多方面で活躍される釈先生のお話しとあって、
多くの方からお申し込みをいただき、
受付時間を30分早めての開場となりました。
『歎異抄』は、「意を歎く」というテーマのもと、大きく分けて、
前半で、親鸞の日常会話を綴り、後半で、意義について論じており、
最も読まれる宗教書の1つと言われています。
現存する原本はなく、最古の写本は、蓮如(1415年-1499年)が写したものが、
西本願寺に所蔵されています。
講演では、「著者名が記載されていない」「大切の証文ども」の謎についての
解説や、文の終わりは「・・・と云々」と結ばれていることが多い、
『歎異抄』の魅力は、読む人を惹きつける文章の構成力にあるなど、
初めて『歎異抄』に触れる人にも、分かりやすくお話しをしてくださりました。
先生が、原文を読まれることが何回かありましたが、
リズムや韻を、肌で感じることができました。
ご来場いただいた皆様、
釈先生、ありがとうございました。
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