2025年6月7日（土曜日）

第１回府民講座「なにわの笑い　大阪弁の魅力と魔力」を開催しました。

当日はお天気にも恵まれ、多くの方にご参加いただきました。

講師は、四條畷学園大学　客員教授で、上方文化評論家の福井栄一先生です。



講座では、「笑いの歴史」や「ことば遊びの笑い」についてお話いただきました。先生のお話がとても面白く、会場は笑いの渦に包まれていました。

「ことばあそび」の中で「春夏冬二升五合」についてのお話がありました。このことばは、商家では有難い掛け軸とされています。前の半分「春夏冬」秋がない。秋ないは"商い"。後ろ半分「二升五合」は升二つで"ますます"、五合は一升の半分で"はんじょう"、すなわち「商いますます繁盛」となると話され、会場では「おぉ～」と感心される声があがっていました。

講演の最後は、皆で大阪締めをして終わりました。

会場では書籍販売とサイン会も行いました。

アンケートでは「先生の話し方が楽しく惹き込まれた」「ことばの魅力について知ることができて良かった」とのお声をいただきました。

ご参加いただいた皆様、福井先生、ありがとうございました。