第3回府民講座を開催しました(2017/1/14(土))
2017年02月04日(土曜日)
今回の府民講座は、講師に、文化人類学者で、国立民族学博物館名誉教授の石毛直道先生を
お迎えし、「日本の食文化史―伝統的和食の形成と変容」と題し、ご講演をいただきました。
今回は、中でも、「米食とスシ」と「肉食」に焦点を当てて、お話しくださりました。
「米の酒」や「スシの歴史」に始まり、「肉食の歴史」では「縄文時代の食生活」
「仏教と神道」「肉食の再開」「国民1人1日あたりの肉の消費量」に至るまで、
伝統的和食が、いかに形づくられ、そのスタイルを変えてきたかを解説いただきました。
書籍販売では、先生のご著書3冊を販売いたしました。
『食事の文明論』(中公文庫)、『日本の食文化史(岩波書店)』、『麺の文化史』(講談社学術文庫)
会場で本をご購入頂いた方を対象に、サイン会も行いました。
石毛先生とお話しできる機会とあって、皆さん、思い思いの言葉を先生に語りかけて
いらっしゃったのが印象に残りました。
石毛先生に頂いたサインには、「好吃(hao chi)」*中国語で「美味しい」の意味と、
作家の小松左京氏から命名された「大食軒酩酊」のお名前が書かれていました。
ご来場いただいた皆様、石毛直道先生、ありがとうございました。
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