今回は寄席の舞台が出来るまでをご紹介します!
2016年10月29日(土曜日)
皆さま、こんにちは
すっかり秋らしくなって、過ごしやすくなりましたね
今回は先日、第3回目を迎えましたライティホール恒例の「ライティ寄席」から
寄席の舞台が出来るまでをご紹介したいと思います
まずは大きな所作台の上に、箱馬(小さな木の箱)で土台を組み
上に平台(大きな木の台)を乗せて「高座(演者さんの上がる台)」を
作ります。
慎重に屏風を開いていきます。
赤い毛氈で綺麗に高座を覆います。
出来上がったら、背景の大きな黒幕を締めて照明・音響さんに
バトンタッチ。
照明さんが、いろんな角度からでも演者さんが綺麗に見えるように
ライトの位置を調整していきます。
その頃、音響さんもスピーカーの位置調整。
下手そで(お客様から向かって左)には、お囃子太鼓もスタンバイしました。
高座には見台(テーブル)、膝隠し(見台の前の盾)。
見台の上にある小さな二本の木の棒は「小拍子」と言います。
演者さんの名前を表示する「めくり」を設置して、これで完成です。
後はお客様をお待ちするのみです!
いかがでしたか?
いつも寄席に行かれている方でも、一から作っていくところは
ご覧になったことは無いと思います
こうして、一つ一つの丁寧な作業と、落語家さんの絶妙な話芸と
お客様の笑い声で寄席は作られていきます
さあ、次回の「第四回ライティ寄席」は29年2月4日の土曜日
ぜひこの寄席の世界に笑いで参加してみませんか
演者、スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ち致しております
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