大阪府立中央図書館ホール|ライティホール

ライティホールブログ

HOME > ライティホールブログ > 今回は寄席の舞台が出来るまでをご紹介します!

今回は寄席の舞台が出来るまでをご紹介します!

2016年10月29日(土曜日)

皆さま、こんにちは
すっかり秋らしくなって、過ごしやすくなりましたね
今回は先日、第3回目を迎えましたライティホール恒例の「ライティ寄席」から
寄席の舞台が出来るまでをご紹介したいと思います

DSCN1599小.JPG
まずは大きな所作台の上に、箱馬(小さな木の箱)で土台を組み
上に平台(大きな木の台)を乗せて「高座(演者さんの上がる台)」を
作ります。

DSCN1603小.JPG
慎重に屏風を開いていきます。

DSCN1615小.JPG
赤い毛氈で綺麗に高座を覆います。

DSCN1621小.JPG
出来上がったら、背景の大きな黒幕を締めて照明・音響さんに
バトンタッチ。

DSCN1630小.JPG
DSCN1643小.JPG
DSCN1636小.JPG
照明さんが、いろんな角度からでも演者さんが綺麗に見えるように

ライトの位置を調整していきます。

DSCN1649小.JPG
その頃、音響さんもスピーカーの位置調整。

DSCN1690小.JPG
下手そで(お客様から向かって左)には、お囃子太鼓もスタンバイしました。

DSCN1662小.JPG
高座には見台(テーブル)、膝隠し(見台の前の盾)。
見台の上にある小さな二本の木の棒は「小拍子」と言います。

DSCN1658小.JPG
演者さんの名前を表示する「めくり」を設置して、これで完成です。

DSCN1664小.JPG
後はお客様をお待ちするのみです!

いかがでしたか?
いつも寄席に行かれている方でも、一から作っていくところは
ご覧になったことは無いと思います
こうして、一つ一つの丁寧な作業と、落語家さんの絶妙な話芸と
お客様の笑い声で寄席は作られていきます

さあ、次回の「第四回ライティ寄席」は29年2月4日の土曜日

ぜひこの寄席の世界に笑いで参加してみませんか

演者、スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ち致しております